2019年も終わるということで今年を振り返ろうと思います。 今年は本当に様々な事が変化した一年でした。
パーティーハード株式会社
なんといっても、今年一番は自分の会社でフルコミットし始めたことだと思います。 パーティーハード株式会社自体は2期目が終わる感じですが、実質今年は1期目です。 登記してから1年はほとんど営業活動していませんでした。僕はタビィコムで働いていたので。
振り返ってみるとこの一年は、本当に不安でした。 「仕事がなくなったらどうしよう」 「会社のお金が尽きたらどうしよう」 そんな事ばかり考えていました。
いつも不安でしたが、いつも社長の「大丈夫っしょ」という言葉に救われた気がします。 (実際大丈夫だったし、良いタイミングでお仕事の話をたくさんいただけました。)
まあ本当に食えなかったらコンビニでバイトでもしようと思っていたのですが、なんとか生活できました。
本当に様々な人から仕事のお話を頂いて感謝しかないです。 弊社みたいな小さい会社に仕事を発注してくれる会社さんが本当に神様にみえるぐらいに。 だからこそ、結果にこだわる一年でもありました。
リピート率について
今年一番重要視した指標です。 「弊社を利用してくれた会社さんが、その後も継続してくれたり、再度取引をしてくれるか?」 これは、完全に昔やってた某ソシャゲ会社のころの反省から指標としていました。
あとは、これは個人的な感情なのですが「価値のあるソフトウェアを作る」という信念のもとに今は働いています。 「ちゃんと価値を提供して、信頼してもらうことにより、リピートしてお仕事をもらう」というのは自分の信念を貫けているかの指標となるかと思いっています。 100%ではありませんが、リピートしていただいているので、本当にありがたいと思っています。 というか、弊社みたいな零細企業に仕事をくれる皆様が神様に見えます。
作ることを大切にする
これは父親の影響をもろに受けていると思います。
「自分たちのプロダクトじゃなくて受託だから」 「仕様がよくわからないから、糞だから」 「金額が低いから」 「見積もり失敗して赤字案件だし…」
受託開発をしていると雑に作るための言い訳はいくらでもあります。 でも本当に雑に作っていいのか?
なんかそれってすごくプロフェッショナルじゃないなーと。 もちろん会社としては利益を上げてかなきゃいけないので、どうしても難しい部分は出てくるのはわかります。 ただ、なるべく良いものを作ってく努力が必要だと思います。
動くソフトウェアが一番重要だと僕は考えています。 だからこそ「今日は稼働日ではないので」みたいな思考にはなりたくなくて、常にプロフェッショナルとしてどうすればいいかを考えてきました。 どうしても契約上は時間単位での金額請求になってしまいます。 時間で稼働するのはわかりやすい指標なんですが、それで本当に価値が出せるのか? もちろん、働きすぎは良くないしとは思っていますし、働きすぎないためにも時間で稼働を計算することも大事な側面はあります。 金額の見積もりの精度を上げていくのは今後の課題だとは思います。
これは、なくなった父の影響もあるかと思います。 父は、最低限の利益は考えつつも、困った人を助けるためにもに工業機械を作ってました。 すごく人間らしいというか、「若い夫婦が養鶏場をはじめる」というときは、やはりかなり価格を落として応援しようとしてました。
そんな父親の姿を見てきたからか「価格以上に価値をちゃんと提供していく」という意識があって、それを実践していた一年なのかなと思います。 「お値段以上それ以上」なわけです。
まあそんな働き方をしていると、自ずと夜中まで働いてしまっていて、妻には結構迷惑かけている側面もあると思います。(ご飯とかはちゃんと作ってるけどね。) だから、来年はもう少しバランスをとりたいなぁーとも思います。
あと、今は従業員がいないのでこんな無茶な仕事の仕方ができますが、これは絶対に従業員に対して求めてはいけない働き方だと思っています。 まだまだ会社としては課題が山積みです。
まあでも、人が増えても作ることを大切にする会社にしたいんですよね。
来年の目標
来年の目標は3つです。
- 人を採用して、売上を加速させる
- 会社として出来ることを増やしていく
- 自社としてサービスを作る
人を採用して、売上を加速させる
やはりもう少し会社の規模を大きくしていきたいので、エンジニアを一人は採用しようと考えています。 (決定ではないけどね) なので、採用活動もゆっくりとやっていこうかと。 ただ、一人目の社員はいろいろと大変なことが多いのは知っていますが、そこは経験値があるので問題ないかと。
会社として出来ることを増やしていく
まあこれが一番人を採用したい理由なんですが、今は僕がプログラムを書くだけの会社なので出来る範囲が狭いです。(PHPとJavaScriptだけだしね) 外注にまかせて会社の出来ることを増やしていく方法もあるかと思います。 でもやはり自社としてちゃんと力をつけるためにも、人を採用することと、自分として出来ることも増やす努力をしていこうと思います。
自社としてサービスを作る
まあなんで出来ることを増やしたいかというと、ちゃんと自社サービスを作っていきたいからなんですよね。 僕は「38期続く会社を経営する」という人生のミッションがあります。 やはりそのためにも自社として何にかサービスを作ろうと。 将来的にはインターネットサービスだけではなくて、ちゃんと世の中を良くするサービスを作っていきたいと思っています。 そのための一歩としてなにかwebサービスを作っていきたいと考えています。
最後に
平成31年 - 令和元年という今年は本当に自分としても激動な1年でした。 起業したり、引っ越しをしたり。
でも本当にこの1年が充実していて、思い返すとたくさんあったなぁーと。 来年も仕事がんばろう。