【Java初心者向け】基礎から学ぶキャスト(型変換)の重要ポイント

今日は授業で Java の基礎 を学んだので、忘れないようにメモしておきます。
試験に出ると言われたので、しっかり理解しておきたいですね。

今回は 型変換(キャスト) の基本について、サンプルコードを使って解説します。

サンプルコード

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public class Test {
  public static void main(String[] args){
    int a = 10;
    int b = 3;
    double c;

    c = (double)a / b; //変数のキャスト
    System.out.println(c);
  }
}

実行結果

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[polidog@www java1]$ java Test
3.3333333333333335

キャスト(型変換)のポイント

重要なのは、次のコードです。

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c = (double)a / b;

この (double) をつけることで、整数型(int) の a を 浮動小数点型(double) に変換し、その結果 b との計算も小数で行われます。
そのため、3.3333333333333335 という小数の結果が表示されるわけですね。

もし、(double) をつけずに以下のようにしてしまうと…

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c = a / b;

実行結果は次のようになります。

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2
[polidog@www java1]$ java Test
3.0

これは、a と b の両方が int 型のため、整数同士の除算 となり、小数点以下が切り捨てられるからです。
Java は PHP とは違い、明示的に型を指定しないと自動で変換されない ので注意しましょう。

まとめ

  • Java では整数同士の除算は小数部分が切り捨てられる
  • 小数の計算をしたい場合は、少なくとも片方を double にキャストする
  • (double)a / b のようにキャストを使うことで、正しく小数の計算ができる

Java の基礎をしっかり身につけ、試験に向けて理解を深めていきましょう!

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