20代振り返り
11/12で30歳になりました。
うまく表現できないんですが、不思議な気分です。 今30歳になれた事がすごく幸せです。うまく表現できないんですが、あえて一言で言うと今は幸せなんだと思います。
20代を振り返って一言で表すとしたら「苦悩」が一番合うのかなと思います。 本当に様々な事があった20代でした。
悩んで悩んで苦しくて、不安で怖くて、どうしたらいいかもわからなくて、暗闇の中をさまよっていた気がします。
休日は常に後ろ向きな気持ちでいた気がします。
でも良い出会いもたくさんあり、今の僕は幸せな環境で仕事で気ていると思います。 ちょっと過去を振り返ってみようと思います。
社会のゴミクズになることを決意した20歳
10年前、僕は就職活動というものをした時期でした。
しかし夏に「サマソニに行きたい!」という理由で内定していた会社を辞退しました。
これ親にもおそらく言っていないんですが、サマソニと内定が決まっていた会社の研修が被ってしまったので、僕はサマソニを選びました。
今だから言えるけど、お父さん、お母さん本当に申し訳ございませんでした。
20歳になった時は、内定もなくて、フリーターになる事を決意した時期でもありました。 ちょうどその頃バイトしてた会社でそのままフルタイムで雇ってもらえると言っていただけたのと、時給は少しはよかったのでそれでいいやって思ってしましました。 社会のゴミクズコースを選択してたなんて、あの頃は夢にも思っていませんでした。
ちなみに10年前のmixiの日記を見ているとあー可愛い彼女ほしい。
と書いてありました。
10年立ついまも「あー彼女欲しい」と思う僕はある意味10年間ぶれていない存在ですね。
PHPと出会った21歳
21歳になった時は、PHPを書いていました。
ちょうどプログラマのバイトやっていた時期でした。
PHP4でガリガリ書いていたあの頃。結局8ヶ月ぐらいでやめてしまったバイトでしたが、確実に自分の人生のターニングポイントになったバイトでした。
あの頃上司だった人や、あの当時すごく憧れた副社長にはすごく感謝しています。
僕は、あのバイトに出会わなかったら今頃きっと死んでいるか、がちで引きこもりのニートになっていたと思います。
何かしらの形で恩返し出来たら良いなと思いました。
出来るエンジニアが眩しくて悔しかった22歳
22歳の頃は何をしてたのかというと、某SNSな会社でカスタマーサポート的なバイトをしていました。
PHPな会社だったから、そのうちエンジニアとして仕事できるんじゃね?とか甘い期待をしたものの、一度面談してもらって「いまの段階だとスキルが足りない」とはっきりと言われてしまったのを覚えてます。
それが、本当に悔しくて悔しくて、どうしようか悩んでいた時期でした。
学生に逃げた、23,24歳
某SNSな会社でエンジニアになれないと解った僕は、親のすすめもあって、専門学校に行きました。
本当の理由は「フリーランスのエンジニア」をやりたかったから、仕送りもしてくれるといった親の意見を素直に聞いて専門学校に言っただけです。
学校で学ぶ気なんて一切なくて、遊びにいくぐらいの感覚しかありませんでした。
フリーランスとしては、ある程度儲けられて、美味しかったです。
PHPちょっと書けるだけで、こんなに美味しいご飯が食べれるなんて想像していなかったですw
様々な体験をしましたw とりあえず、人生のなかで一番生活が楽な時期だった気がしますw
バイトもPHPなバイトしていろいろあって挫折もしました。
でも、あれはあれでよかったのかなと、今では思います。
フリーのエンジニアからCTOになった25歳
25歳の僕はちょうどフリーランスからCTOとして正社員になった時でした。
学生を卒業して、すぐ前前職である、Exquadの社長と出会って、フリーランスのエンジニアとしてjoinしました。
その後、CTOにならないかという打診をしてもらって、そのままCTOになりました。
社会人経験もない僕がCTOとかある意味笑えますね。 今でもあの頃のことをは、昨日のように追い出せます。
すごく辛かったし、苦労もたくさんしました。
とにかく不安で不安で、イライラしまくっていました。
今だから思うけど、あの頃の同僚には本当に多大なる迷惑や不快な思いをさせて、今でも申し訳ないと心から思っています。
謝って済む問題ではないし、許される問題でもないと思っています。
あの時の失敗を「あははごめんという」軽い気持ちでは持ってない。 でも次への糧となれば良いのかなと思っているところもあります。
結局失敗しことは消えないし、悔やんでもなにもならないから、次に活かすしかないのかなと思っています。
きっと失敗した原因はなんの戦略も、理想も持たずにただ目の前にある業務をこなす事に精一杯になってしまって、視野が非常に狭くなっていたから何だと思います。 今でも非常に悔しいくて、悔しくてたまない事です。
父親がいなくなった27歳
20代で一番大きかった出来事は父親の死です。
未だにうまく行け入れられてない気もします。 僕は小さいころから、きっと父親に認められたかったんだと思う。
たくさん迷惑や心配をかけてしまっていたので、おとなになった自分をちゃんと認めてもらいたかった。
CTOとして頑張ってるってことをドヤ顔で言ったあの日も「お前らの仕事は実態がないからな」と言われってしまって否定されたことが悔しかった。
確かに父親の主張もわかるけど、認めてもらいたかった。
その悔しさがあったから、僕は父親の跡をついで、社長になろうと思ったんだと思う。
「南部工業株式会社」という36期続いた会社を閉じたのには罪悪感を感じる。 未だに夢に出てくるぐらい後悔があります。
あの時もっと知識や学習する力があったら、もっと違う結果になっていたんだろうなと思っています。
それが悔しくて悔しくて、今でもずっと悔しいままです。
ずっとずっと憧れていた父親が、命を賭けて経営していた会社を簡単に潰してしまった罪悪感。 事業継続も難しいしかない状況とはいえ、すごく罪悪感が残る感じでした。
でも、いろいろ大変だったけど、非常に良い経験になりました。
限界ギリギリだったけど、割と良い幕引きだったんじゃないかなと今は思います。
少しはこれで父親に認めてもらえるような気がします。
そして初めての転職へ
27歳で父親の会社を潰して、転職を決意しました。
理由は簡単で、自分よりも偉い人がいる環境に行きたかったんですよね。
CTOって立場にすがりつくなんて糞みたいなのは嫌だったんですよ。
自分よりもすごいエンジニアがたくさんいる会社に行きたかったんですよね。 だから前職に転職したのはすごくよかったんですよね。
充実した、28歳
彼女も出来て、同棲して、仕事もがむしゃらに頑張ってた28歳。
結婚も決意して、仕事を頑張っていました。
結局結婚出来ずに別れることになってしまいましたがw
すごく頑張って少しずつ成長したけど、辛かったです。
婚約までした恋人と別れて、何のために働くかもわからなくなって、すべてがどうでも良くなってしまっていました。
そういった感情がある中で、働くのが辛かったです。
20代最後の年、また転職しました
29歳、今の会社に転職しました。
今の会社の人達と出会えたのは本当に素敵なことだと思います。
29歳になった時に思ったこと「一日一日を大切にする」という事。 これはある意味今年は実現出来ていたんだと思います。 今の会社で、今の環境だから出来た気がします。
本当に一日、一日を大切に出来たし、いろいろいな事を悩みながら考えて過ごしていたので、きっとすごく毎日を大切にできたんだと思います。
30代をどう生き抜こう
一つは、感覚的に生きるのをやめようと思う。
根拠がないことが多いので、もう少し、論理的な思考で物事を考えたり、数値を元に判断できるような人間を目指そうと思います。
感覚的、感情的に生きる時って、考えるよりも先に無意識的に言葉が出てしまうので、その辺の思考グセを直して、なるべく論理的な思考で、冷静に判断できるようになる。
もう一つは、父親を超えたい。
やっぱり僕の中で父親って偉大な存在で、僕ががむしゃらに仕事を頑張れるのも父親の背中を見て育ったからです。
でも、だからこそ父親を超えたいいんですよね。
抽象的ですが、ちゃんと父親を超えたと周りからも評価されるように、結果を出そうと思います。
ということで、30代も全力で頑張るので、よろしくお願いいたします。